ボーダレス時代に活躍できる知的リーダーを目指してほしい。これからの日本の
未来を決めるからである。
そのためには受験科目の学力だけでは不十分である。文系志望の生徒にとって
は理系の智恵への、理系志望の生徒にとっては文系の学問への強い関心が世界観を
育む。
高校教育にはルールや規制が存在する。生徒は当然のことながらそれらに耐えh
なければならないが、反発を感じないようでは見込みがない。
「ゆとり」は個人に属し、他人と共有できるものではない。ルールや規制の
中で何らかの「ゆとり」を見出し、情熱を傾ける時間を持つことができれば
大きな財産になる。
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