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佐藤俊太郎
(高43回生)

 1972年仙台に生まれた。
 1991年ロンドン大学に留学し政治学を志したが、その後ロイヤル・アカデミー
でヴァイオリンを学んだ。1993年、室内オーケストラを編成し、ロンドンで
ベートーヴェン交響曲全曲演奏会を企画、指揮した。
 1996年4月、イギリス室内管弦楽団(ECO)定期公演でロンドンにデビューし、
その後秋の演奏会に招かれ、23歳にしてECOのアソシエイト・コンダクター
に任命された。
 1997年2月、ボストン室内管弦楽団とのアメリカ・デビューも大成功を収め、
よって7月にはタングルウッド・ヤング・アーティスツ・オーケストラを指揮した。
 1997〜8年のシーズンには、ECOとギリシャ、トルコ演奏旅行、その後、
N.ケネディ、P.ズッカーマン等と協演した。
 1998年11月、名古屋で白井光子、C.プレガルディエンとマーラー
「大地の歌」(室内楽版)を競演し絶賛された。
 今までに、ロンドン・フィル、フィルハーモニー管、ヘルシンキ・フィル、
フィンランド放響、タピオラ・シンフォニエッタ、ラハティ響、京響、大阪フィル、
札響、日フィル、読響等と協演。
 現在フィンランド・クオピオ市立管弦楽団首席客演指揮者。



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