「ご理解いただけないと思うが、本当に申し訳ない」。 村井嘉浩知事は13日、仙台市内のホテルで開かれた仙台二高の「同窓会PTA合同新年懇親会」 に出席し、県教委が最終決定した全県立高校の男女共学化を了承した経緯を説明した。 別学校存続を掲げた昨年10月の知事選を振り返り、公約を実現できなかったことをわびた。 村井知事は、全県立高が2010年度までに共学校となることに触れ、「皆さんの力添えで知事 に就任したが、最終的には教育委員会が決めること。県議会も(共学化推進の)請願を採択し、 後ろ盾がなくなった」と説明した。 「相当なおしかりを受けると思って参った」と知事。神妙な表情で「これで宮城の教育(の議論が) が終わったわけではない。今後も、ご指導いただきたい」と述べた。 仙台二高は07年度に共学校になる。「まだ終わっていないぞ」と残念がる同窓生もいたが、 「よく頑張った」とねぎらう声も。 知事の表情は終始硬かったが、同窓生有志が「フレーフレー村井」とエールを送る場面もあった。 2006年01月13日金曜日 |
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