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共学化に反対 生徒らがデモ
宮城県知事が集会参加
河北新報より抜粋(2006年06月28日水曜日)
宮城県立高校の共学化に反対する仙台一高などの生徒たちが27日、仙台市青葉区の中心商店街で反対デモを行った。デモに先立つ集会には村井嘉浩知事が出席し、「県議会や教育委員会で決めた民意を覆すことはできない」と、生徒らに理解を求めた。

 仙台一高一律共学化反対委員会が主催。仙台二、仙台三、宮城一女、宮城二女、宮城三女の5校に呼び掛け、約1500人(主催者発表)が参加した。
 勾当台公園市民広場で行われた集会では、一高共学反対委の高田拓和君(18)が、村井知事に陳情書を提出。「県議会では一律共学化推進の請願が採択されたが、僕たちは別学に心地よさを感じている。これからも別学校を選べる権利を与えてほしい」と訴えた。
 昨年10月の知事選で一律共学化方針の見直しを公約に掲げた村井知事は「一律共学化には今でも納得していない。だが、教育問題は県教委が決定権を持っており、政治家が首を突っ込むことはできない」と釈明した。
 生徒らは集会後、「共学反対」と連呼し、各校の校歌や応援歌を歌いながら、約1.2キロをデモ行進した。
 仙台二高の高橋悠太君(17)は「県議出身の知事が議会を尊重するのは分からないでもないが、愛校心を踏みにじらないでほしい」と訴えた。宮城三女高生徒会長の佐藤好さん(17)は「せめて生徒会執行部の任期中だけでも、できる限りのことをしたい」と話した。

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