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創立百周年事業

不適正経理の              
     お詫びとご報告
大きなイラストになります。

宮城県仙台第二高等学校創立百周年
記念事業実行委員会 委 員 各 位
平成14年2月22日
宮城県仙台第二高等学校
校長 佐 藤 三 之

 委員の皆様には、これまで長年に亘る本記念事業の準備・遂行に多大なご尽力を賜り、
誠にありがとうございました。おかげをもちまして、百年の輝かしい歴史を寿ぐにふさわ
しい大事業を完了できましたことに心から感謝申し上げます。
 ただ一つ誠に残念なことは、昨年夏に新聞・TVニュースで報じられた本事業の不適正
経理問題でありまして、皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めてお詫
び申し上げ、その後の経過についてもご報告申し上げたいと存じます。
 この事件は、百周年記念事業の会計を担当していた本校の事務職員が、平成11・12年度
の2年間に、学校会計の不手際を繕うため、百周年事業PTA積立金の一部を不適正流用
して事業会計に欠損を生じさせたもので、当人が平成13年4月に転勤した後になって事態
が発覚したものです。
 その後、法的手続きも踏みながら事後処置を行い、不適正流用による欠損額については
本人や実家等からの返還・補填で完済されました。また、同窓会からの寄付金については
適正に管理されておりましたことから、一般会計の事業及び北陵館建設のいずれも遅滞な
く進める事ができました。
 以上の経過で本件の解決は見たわけですが、本校への期待と信頼を大きく損なうような
痛恨事であったことを重く受け止め、かかる不祥事の再発防止のための事務改善を行うだ
けでなく、財務検討委員会の設置等、これを契機に外部からのチェック機能を強化して学
校全体の事務処理体制や団体会計全般について改革・改善を進めてまいりました。
 皆様からの本校に寄せられる期待に応えるべく、教職員一同なお一層の努力をしてまい
る所存でありますので、どうか今後とも宜しくご支援ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上
げます。



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