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オデュッセウス
オデュッセウス
(定禅寺通緑地・2004年5月撮影)
定禅寺通公園・彫刻マップ
オデュッセウス (ジャコモ・マンズー 作)
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ジャコモ・マンズー GIACOMO MANZU (1908-1991)
1908年ベルガモ生まれ。12人兄弟の11番目に生まれる。
靴職人の父のもと、幼い頃から漆喰職人や木彫師、メッキ職人のアトリエで働き、
さまざまな技術を習得した1929年兵役に就いてから、ロダンに憧れてパリに赴くが、
数週間で帰国。
1930年にミラノに定住、サッスゥやビロッリと知り合う。
初期には古代彫刻を思わせるアルカイックな作品をつくっているが、
次第にこの頃から、表面の凹凸によって、光の効果を敏感に表現する量塊の強い構成と、
それにもかかわらず素材の重量感から開放されるような作品となる。
1941年以降「キリスト磔刑」などすぐれた浮彫彫刻の連作により戦争の恐怖を表現する。
また、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂の青銅門扉の制作に1950年から14年間を費やし、
世界的に知られることとなった。
三大扉をはじめ、枢機卿、画家とモデル、女と椅子などをテーマに、
イタリアの伝統と深く関わりながら、戦後のイタリアリアリズムを実現。
アルトゥーロ・マルティーニ、マリーノ・マリーニとともに3Mと称される。
1991年ローマ近郊アルーディアにて没。
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kikuta@sm.rim.or.jp
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