高校四十八回卒の江尻慎太郎君が、01年のドラフト自由獲得枠選手として
日本ハムファイターズに入団した。
江尻君は高校三年の春の宮城県大会でエースとしてチームを引っ張り見事
優勝、同東北大会は準優勝に輝いた。
卒業後は、二年の浪人期間を経て早稲田大学に進学、神宮のマウンドで活躍し、
通算で5勝をあげ、特に早慶戦では見事な投球を披露した。
現在はファームで力を蓄えているが、ここまで(5/28現在)イースタン
リーグで1勝1敗という成績をおさめており、早い時期の一軍昇格が期待される。
「パ・リーグは松坂(西武)と江尻がいるからおもしろいといわれる存在に
なりたい」
これは入団を前にした江尻君のコメントであるが、本校初のプロ野球選手として
大いに活躍してくれることを願うばかりである。