思い出の二高生活 | |
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中24回 石井 陽介 |
思い出は過去を美化するというが、当時は苦しいと感じた事が今思うと何かとても
楽しい事のように思えてしまう。 二高時代は勉学には目もくれず、ひたすらラグビーにだけ熱中していた。 苦しい時も多々あった。特に夏の合宿など、何度途中で逃げだそうと思った事か。 先輩が鬼のように思え、呪いのワラ人形を作ろうと皆でヒソヒソばなしをした事が 今になって思うと笑いばなしのように感じてしまう。 格好よく言えばラグビーが青春だった。 昨年十年ぶりにラグビーの試合に出たが、自分の衰えを痛感に感じてしまった。 でも、ラグビーは面白い。 |
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