明治三十三年(1900)宮城県第二中学校として創設された本校は、 新入学
した一年生210名に宮城県尋常中学校(第一中学校)分校の五年生125名を
受け入れて発足した。
爾来、 24,539名の卒業生を輩出してきたが、この間仙台二中・二高の高史
としては、創立六十周年記念時に写真を主とした小冊子が作られ、 八十周年時には
「仙台二高八十年のあゆみ」 という凡そ300頁にわたる労作が刊行された。
これらを受けて百年史委員会では、 記念誌の刊行にあたって次のような編集方針
を確認した。
(ア)「八十年のあゆみ」 の編集方針を踏襲しつつ、 その後の二十年を書き加える。
(イ)「八十年のあゆみ」 を見直し、 補遺、 増補する。
(ウ)八十年(昭和五十五年)以降は、 新校舎の建設、 創立九十周年記念事業、
改正実施の教育課程等を柱にして記述する。
(エ)二十一世紀をふまえた新しいスタイルの記念誌を目指し、 ビジュアルな
読み易い内容にする。
以上の方針をふまえて、 版型組体裁をA4版3段組み+図表スペースという
紙面構成にした。
本文編の大目次は 「八十年のあゆみ」 に加除修正を加えて、
一、草創期
二、明治期
三、大正期
四、昭和期
五、戦時下期
六、戦後復興期
七、昭和中期
八、昭和から平成へ
九、現況・その他
十、定期戦
十一、同窓会
とした。 特に定期戦・同窓会の章については内容のいっそうの充実を期しており、
同窓各位の指導助言、 資料の提供を鶴首して待つ昨今である。
あて先
郵便番号 980−8631
仙台市青葉区川内澱橋通1
宮城県仙台第二高等学校
百年史委員会
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